戦後最大のベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」。何でそんなに売れたんだろう?と気になってはいたけど、未読だった。
徹子のyoutubeにハマり、エピソードの全てがぶっ飛んでおり、今こそ読まねば、思ったところオーディブルの聴き放題作品になっていることを知る。しかも朗読は著者本人、黒柳徹子。
後先考えずに好奇心の赴くまま突き進む女の子を、徹子に仕上げたのは小林先生だったのか。

窓ぎわのトットちゃん
黒柳 徹子

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「窓ぎわのトットちゃん」はあなたにおすすめ

  • 戦後最大のベストセラーを読みたい
  • 小学校1年生を退学になった女の子の物語を読みたい
  • youtubeで黒柳徹子のファンになった

「窓ぎわのトットちゃん」あらすじ・内容

第2次世界大戦が終わるちょっと前まで、実際に東京にあった小学校とそこに通っていた女の子のことを書いたお話。

物語はトットちゃんこと小学校1年生の黒柳徹子とママが、新しい学校に向かっているシーンから始まる。
なぜなら、トットちゃんは小学校1年生で学校を退学になってしまったから。

「落ち着きがなく、トットちゃんがいたのでは授業にならない」と先生を困らせてきたトットちゃん。

そこで転校した新しい学校「トモエがくえん」はちょっと変わった学校だった。

トットちゃんの目の端に、夢としか思えないものが見えたのだった。トットちゃんは、身をかがめると、門の植えこみの、すき間に頭をつっこんで、門の中を覗いてみた。どうしよう、見えたんだけど!
「ママ!あれ、本当の電車?校庭に並んでるの」
それは、走っていない、本当の電車が六台、教室用に、置かれてあるのだった。トットちゃんは、夢のように思った。“電車の教室……。

窓ぎわのトットちゃん

普通とはちょっと違う学校で送る楽しい生活。
そこに、じわじわと忍び寄る戦争の気配。

徹子は幼少期から、ぶっ飛んだ女の子だった

最近、黒柳徹子のyoutubeにハマっている。

徹子の部屋でゲストを差し置いて、喋りまくる徹子さん。
パンダが好きな徹子さん。
それしかぐらいしか知らなかっけど、もっと自由に喋りまくる徹子はやっぱり面白かった。

アシスタント?はなぜかオートクチュール・刺しゅうデザイナーの田川さんという男性。徹子さんの衣装を制作されたり、一緒に旅行に行ったり。とにかく仲良しな模様。

そんな二人でお送りするyoutubeのチャンネル名は「徹子の気まぐれTV」

その中の企画で、徹子のウィキペディアを添削している。

生配信されたものらしく、ノーカットで喋る二人の会話はなかなか本題のウィキペディアにたどり着かない。企画そっちのけで、おやつを食べ始め、絶妙な食レポを披露したかと思えば、歌い始めるという自由っぷり。

ようやく始まったウィキペディアの添削1行目を田川さんが読み上げる。

生い立ち
幼少期は「問題児」とされたため、尋常小学校を1年生のときに退学させられ、トモエ学園1年生に転校する

ウィキペディア

え。ぇえ?そうなの?何それ、何で?と説明を待ったが、徹子は

「いいですよ。」と、お茶を飲む。

田川さんもさっさと次の章を読み始める。

えっ。説明ないの?と思ったが、このエピソードはトットちゃんで語られている有名な話らしい。

そこで「トットちゃん」を聴くことにした。

黒柳徹子が朗読する「窓ぎわのトットちゃん」

オーディブルの聴き放題作品にあったので、聴くことにする。しかも、朗読は黒柳徹子本人だ!

いわさきちひろのイラストが儚げで、「窓ぎわの」というのは“深窓の令嬢”的な、大人しく繊細な女の子の話かと思っていた。

が、実際は授業中の窓際に立ち、チンドン屋を呼び込み、授業妨害で学校を退学になった好奇心旺盛な女の子の話だった。

好奇心旺盛な女の子、それを心配しながら見守るママ、いつだって優しい校長先生。
いくつもの声色を使い分けているけど、やっぱり本人役の無邪気な女の子の声がぴったりハマっている。

数秒後にはとんでもない事故を起こすのではないか、
勢い余って怪我をするのではないか、
意図せず誰かを深く傷つけるのではないか。そんな危うさを感じる。

泰明ちゃんとのお別れのシーンで涙をこらえるように声が震えていたり、戦争の描写を淡々と語る声の深みは体験した本人にしか出せないんじゃないかな。

転校したとて、「問題児」であることに変わりないトットちゃんに、ことあるごとに校長の小林先生がかけてくれた言葉がこれだ。

「君は、本当は、いい子なんだよ」

“本当は”の意味に気づくのはずっと後になってからだけど、この言葉がなければ今の徹子はいなかったかもしれない。

マナーや礼儀より、優しさや思いやりがあれば人間関係ってこんなにスムーズに築けるんだなって、うらやましくなる。

楽しくキラキラした学校生活の思い出のなかに、戦争、兵隊さん、焼夷弾、という言葉が増えてきて、突然学校生活は終わりを迎える。やるせなくて、悲しいけど、こんな素敵な学校があったことを、小林先生という人がいたことを伝えたくて書いたと、徹子はyoutubeで言っていた。

皆さんも徹子にハマってください

徹子本人の朗読は一聴の価値あり。

それからyoutubeはこちら

ウィキペディア検索

クリスマスケーキ作り

焼かないケーキ。クリスマスにいかが?ちなみにyoutubeではおいしいものが出た時の徹子の喜びようがかわいい。

窓ぎわのトットちゃん
黒柳 徹子

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