今よりも収入を増やしたい、副業を始めたい、でも何をしたらいいのかわからない、副業=youtubeしか思いつかない。そんなあなたにオススメ「1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」。今回は本書で紹介されているビジネスの共通点と、A4一枚にまとめるビジネスプランの作り方を紹介します。見落としていた自分のスキルを組み合わせて、初期費用1万円未満のビジネスを始めるのって意外と簡単。そう思わせてくれる内容です。
クリス・ギレボー「1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」
こちらはkindleunlimitedの読み放題対象書籍です。初めての方は30日間無料で、利用したことがある方も、特別価格キャンペーンを定期的に開催しているので、まずはあなたに提示されるプランをチェック。
「1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」は初期費用のかからないビジネスで収入源を増やしたい人におすすめ
- 今の収入や仕事に不満があり、副業を始めたいと思っている。だけど何をしたらいいのかわからない
- 子育てや家事で忙しく就職はできないから、自宅でできる仕事を始めたい
- 初期費用のかからない副業を知りたい
- 自分にどんなビジネスができるのか知りたい
副業を始めたいビジネスマン、自由な時間のあるうちに起業したい大学生、家事や子育てに追われながらも自宅でできる仕事をしたい。そんな人たちに読んでほしい。
「1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」の内容
本書では、まったく新しいお金の稼ぎ方を紹介しています。「起業」「独立」などの言葉からイメージする、人生の一大事!という印象はまったくありません。危険なリスクと莫大な資金も必要ありません。
紹介されているのは誰にでも始められるビジネス
- 貯金はいりません
- 会社を辞める必要もありません
- 主婦の方でもできます
- 年齢も関係ありません。シニアの方のセカンドライフにもおすすめ
中には「これって、もしかして起業?」と、振り返って気づく人もいるほど。趣味のように楽しみながら始められます。
本書の原題はTHE $100 STARTUP。ここで紹介されているのは、どれもごく少額の資金からビジネスを始めて、思い通りの生活を手に入れた人たちの実例集。 資金のいらないお金の稼ぎ方をしている1500人の対象者をリサーチし、そのエッセンスを丁寧にマニュアル化。
本書では、あなたのできること、好きなことを考え、ビジネスプランを作る方法。好きや情熱以外に必要な要素。ビジネスを作る考え方。なども教えてくれます。
誰にでも、今日からできる一万円起業がある
紹介されている多種多様なビジネスモデルの共通点は、一人でも気軽に始められ、たいした起業資金が必要ないということ。気軽な副業と聞くと最近はyoutubeが真っ先に頭に浮かぶけど、実は同じぐらい気軽に、あなたの持っている資質やスキルを存分に活かすビジネスモデルはたくさんあると学べます。
紹介されているマイクロビジネスの条件
本書で「予期せぬ起業家」としてアンケートに答えた1500人の共通点。彼らは、これから紹介する6つのうち少なくとも4つの基準に合致している。
1 情熱主導型モデル
趣味や夢中になっているものからビジネスを生み出した。
2 超・低コスト
起業資金が10万円以下。ほとんどの場合、1万円以下で始められた。
3 利益は年間500万以上
少なくとも会社員の平均収入を得られる。本書で紹介されるビジネスは利益が1000万円以上のものもあるが、基準は年収500万円以上としている。
4 特別なスキル不要
特別な資格やスキルがないビジネスモデル。ごく普通の人がビジネスを成功させる例を知るため、誰にでもできるものを選択している。
5 収支の完全公開
アンケートに答えた起業家は、その年の予測利益、過去2年間の実際の利益を公開することに同意している。
6 従業員5人未満
ほとんどは完全に一人で経営している。その他の場合もごく少人数でビジネス規模を保っている。
本書を読めばわかるが、難しそうなことをしている人は誰もいない。みな自分の好きなことや、すでに持っている資質を転用して楽しみながらビジネスを生み出している。
マイクロビジネスに必要な提供すべき価値の見つけ方
共通部分を探す
自分の好きなことや得意なことと、他人の興味があることの共通部分を探す。二つの円が重なることころにマイクロビジネスが生まれる可能性がある。
スキルを組み合わせる
マイクロビジネスを始めるのに、特定の分野の第一人者になる必要はない。自分が持っている全てのスキルを洗い出し、そのうち、他人の役に立ちそうなものを組み合わせることでビジネスを作ることができる。
例えば、教師のスキルについて考えてみよう。まず思い浮かべるのが勉強を教えるのがうまい。さらに考えていくと、コミュニケーション能力の高さ、集団管理、長期計画の策定と実行。など別のビジネスにも応用できるスキルがいくつも見つかる。
本書ではアメリカの人気コミック「ディルバート」の著者のセリフを紹介している。
僕の芸術的才能はないも同然、文章力は基礎レベル、ユーモアのセンスは月並みで、ビジネス経験はごくわずか。それでも漫画家として成功できた。
なぜかって考えてみたら、「ディルバート」シリーズはこの4つの能力全部を組み合わせたものなんだ。世の中には僕より優れた芸術家や才能ある書き手、面白いことを考えるユーモア作家、経験豊かなビジネスマンは山ほどいる。めずらしいのは、その4つのささやかな能力が一人の人間に集まったことだ。価値ってものは、そうやって生まれてくるんじゃないかな。
人より少しだけ得意なものでも、組み合わせ次第でビジネスを生む可能性を秘めている。一つの仕事はいくつものスキルの組み合わせでできている。自分の普段の仕事の中でも得意なこと、好きなことを他の仕事に転用できないか考えてみよう。
本当に求められている価値を提供する
価値 =交換や努力によって生じる、望ましく役に立つもの。つまり誰かの役に立つものやサービスを提供する必要がある。顧客が本当は何を求めているのか顧客以上に慎重に考える必要がある。
例えば、世界中を回ってウェディングカメラマンをしているカイル・ヘップは顧客の希望の裏側まで見通している。
彼女の写真は斬新で奇抜で伝統にとらわれないので、クライアントは若く、ありきたりな写真を望んでいないことが多い。時には「古臭いやり方はまっぴら!定番の写真は一切撮らないで」と言われることもある。そんな時彼女は注文通りのスナップ写真を撮りつつ「ご家族と一緒に定番の集合写真を2・3枚だけ撮りましょう」と提案して、手早く写真を撮る。
後日郵送した写真を見て、新郎新婦のご両親が喜んでくれる(結果、新郎新婦も喜ぶ)。そうして本人たちが気づいていない希望を叶えることで彼女は顧客に大きなベネフィットを与えている。
これは彼女が長く仕事を続けてきた上で悟った結果だ。顧客が口にする希望だけが提供すべき価値ではない場合がある。
質問に答えるだけで完成!ビジネスプランとミッション
やってみたいビジネスを思いついたら、本書のツール「A4用紙一枚のビジネスプラン」の質問に答えてみよう。そうすれば漠然と考えていたアイディアが具体的になり、ビジネスとして成立させるのに足りないものが見えてくる。
さらに、自分のビジネスの最も重要な部分を明確にするために1文でミッション宣言を作ろう。ツイッターでアップできる最大の文章量で、自分のビジネスを説明できるようにしておこう。大切なのは特徴やシステムの説明ではなく、提供する価値を明確に伝えられること。
A4用紙1枚のビジネスプラン
- 概要
- 何を売るのか?
- 誰が買うのか?
- このビジネスアイディアは誰を助けるのか?
- お金
- いくら請求するのか?
- どうやって支払を受けるのか?
- このプロジェクトで稼ぐ方法は他にあるか?
- 売り込み
- 顧客はどうやってこの製品について知るのか?
- どうすれば口コミで広めてもらえるのだろうか?
- 成功の基準(次の指標を達成すれば、このプロジェクトは成功だ)
- 顧客数【 】または、年間純収入【 】あるいはその他の指標
- 障害と問題
- このプランの具体的な懸念は?
- 懸念に対して考えられる解決策は?
- このプランの具体的な懸念は?
- 期日
- このプロジェクトを【 】までに立ち上げる。
140字のミッション宣言
必ず盛り込むのは2つ。あなたが提供する製品またはサービス、どんな顧客がそれを必要としているのか。
- 私たちは【製品またはサービス】を【顧客】に提供する
さらにこれを肉付けして
- 私たちは【製品またはサービス】を【顧客】が【求めているメリットを】するのを・達成するのに役立ちます
例えば、犬の散歩のサービスを始めるなら、特徴は「私は犬を散歩させる」ですが、提供する価値は「忙しくて犬と一緒に過ごせない飼い主が、安心して犬を預けられる」ということです。ミッション宣言を作るなら、
- 私は忙しくて犬と一緒に過ごせない飼い主が、安心して犬を預けられる散歩の代行サービスを提供します。
このように焦点を絞り込んでおけばビジネスの本当の目的を掘り下げることができます。
早速始めてみよう。人より少し得意なスキルがあればあなたも一万円起業家になれる
さらに詳しく知りたい方は「1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」を読んでみよう。本書の中では世界中を旅するウエディングフォトグラファー。電子書籍で1200万円稼いだソフトウェア開発者。家族や日々の生活について書いていたブログを年収2000万稼ぐエクセルのトレーニングプログラムにした元ビジネスアナリスト。様々なマイクロビジネスを紹介しながら、あなたがビジネスを起こす際に必要な考え方を丁寧に教えてくれる。
紹介される実例を見ているうちにあなたの得意なことで、始められそうなビジネスをいくつかは思いつくはずだ。アイデアを思いついたらその全てのビジネスプランをA4用紙に書き出してみよう。
一番よくできたプランからすぐに始めてみることをお勧めする。永遠にプランを考え続けるよりも実際にやってみて学んだこと、失敗を組み込み、そこからまたプランを調整していけばいい。
クリス・ギレボー「1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法」
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