この記事では、読書初心者でも簡単に読めてテーマがわかりやすい=「読書感想文が書きやすい5冊」を5つのテーマで勝手に表彰します。読書なんて年に一度、読書感想文のためにしかしないよ!というあなたに読みやすくて読書感想文が書きやすいオススメの本を紹介します

インスタグラム では1分読書としてたくさんの本を紹介しています。本を探している方はこちらもご参考に。ぜひ。

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中学生の読書感想文にオススメの本5冊

勝手に「読書感想文書きやすいアワード」受賞作品

  • すぐ読み終わるで賞
    • ボッコちゃん
  • 誰でも今すぐ体験談書けるで賞
    • 平静の技法
  • 文体読みやすすぎで賞
    • 悪童日記
  • 夢を語ればいいで賞
    • アルケミスト 夢を旅した少年
  • 映画化されてるで賞
    • 荒野へ

高校生にはこちらをおすすめ

普段本を読まない人におすすめ

  • 読書感想文のためにどんな本を選べばいいかわからない
  • 読みやすくて面白い本を読みたい
  • 本のテーマ・あらすじを知ってから読みたい

すぐ読み終わるで賞
星新一「ボッコちゃん」

「ボッコちゃん」あらすじ・内容

 ショートショートで有名な作家星新一の代表作「ボッコちゃん」。「ボッコちゃん」は著者自身が作品のバラエティを多くするよう心がけ選んだだけあって、ページをめくる度に見たこともない新しい世界をみせてくれる自選短編集。ミステリー、SF、ファンタジー、寓話、童話なんでもありだ。

その上、特定の国、時代、流行や風俗現象が登場しないので、読んで理解するのに特別な知識が必要ない。どの国の歴史も文化も常識も、何も知らなくても、何歳でも星新一を読んで新鮮に面白いと感じることができる

 名作として有名ですが、悩むのは、たくさんある短編のうちどの話で感想文を書くか。普段本を読まないから、なるべく短い本で感想文を書きたい。と思っているのに、テーマの幅が広すぎて結局全ての作品を読むことになる。

 面白いからそれもおすすめですが、夏休みも終盤で焦っているあなたに、感想文が書きやすいお話とそのテーマを『星新一「ボッコちゃん」から読書感想文が書きやすい話をピックアップ』でご紹介しています。

 ちなみに本のタイトルにもなっている「ボッコちゃん」というお話はホステス業の上手なロボットとお客の悲劇についての話なので、読書感想文にはオススメしません

「ボッコちゃん」はこんな経験がある人に書きやすいテーマ

  • テクノロジーの進化によってどんどん便利になっていく世界に少し不安を感じることがある
  • みんなが当たり前だと思っている常識に疑問を持ったことがある

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誰でも今すぐ体験談書けるで賞
ピコ・アイヤー「平静の技法」

「平静の技法」あらすじ・内容

 どこにもいかない旅への案内。じっと座り瞑想をすることで集中できる、幸せになる。ということを説いた本。外出しづらい今年の夏休みは、家で静かに無の境地を目指してみよう。

 姿勢を正し、呼吸を整え、じっと座る。ただそれだけで心がスッキリしたり、集中力が高まったり、何やらメリットだらけらしい、信じられないかもしれないが体験してみると気づくことがあるかもしれない。

 実際に体験することができるから、体験談を作り感想を書くのが簡単。

「平静の技法」はこんな経験がある人に書きやすいテーマ

  • 読書後に、誰でも、どこでも、いますぐ「ただじっと座ってみる」ことで経験できる
  • グーグルやアップル創業者も取り入れる「瞑想」に興味がある

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文体読みやすすぎで賞
アゴタ・クリストフ「悪童日記」

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「悪童日記」あらすじ・内容

 物語は第二次世界大戦末期から戦後にかけて、舞台のモデルとなったのはハンガリーのオーストリア国境近くの町、クーセグと言われている。都会から田舎町に疎開してきた双子の少年が主人公。

 本書はおばあちゃんの家での過酷な生活の中で、自学自習、労働を覚え、そして驚異のスピードでたくましく、したたかに、冷酷に生き延びる術を習得していく2人の日記。

 日記の書き方にはルールがある。

「僕らはくるみの実をたくさん食べる」とは書くだろうが、「僕らはくるみの実が好きだ」とは書くまい、「好き」という言葉は精確さと客観性に欠けていて、確かな言葉ではないからだ。
—-割愛—-
感情を定義する言葉は漠然としている。その種の言葉の使用は避け、物象や人間や自分自身の描写、つまり事実の忠実な描写だけにとどめたほうがよい。

アゴタ・クリストフ
「悪童日記」

 感情を書かない二人の日記は、何を思ってそんな行動をとったのか、推測する必要がある、彼らが何を考えたのか、自分だったらどう思うか、どんな選択をするか、書けることがたくさんある。

「悪童日記」はこんな経験がある人に書きやすいテーマ

  • 親や先生に教わる良いこと、悪いことが本当にそうなのか疑問を持ったことがある
  • 自分を強くするために部活や勉強を頑張ったことがある

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夢を語ればいいで賞
パウロ・コエーリョ
「アルケミスト 夢を旅した少年」

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「アルケミスト」あらすじ・内容

 主人公は羊飼いの少年サンチャゴ。少年はある日、エジプトのピラミッドのそばに宝物が埋まっている夢を見た。宝物を探しにいくためには、今まで慣れ親しんできたものと、叶えたい夢のどちらかを選択しなければならなかった。

 少年は夢を信じ、羊たちを売り、エジプトのピラミッドを目指す旅に出る。

 夢のお告げ、ジプシーの言葉、不思議な老人、錬金術師、旅先で出会う人々に導かれて少年は人生で本当に大切なものを学んでいく。

「アルケミスト」はこんな経験がある人に書きやすいテーマ

  • 叶えたい夢がある
  • 新しいことに挑戦して失敗した、うまくいかなかったことがある
  • 知らない土地に出かけて不安になったことがある
  • 自分を信じて行動し、叶えた夢がある

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映画化されてるで賞
ジョン・クラカワー「荒野へ」

「荒野へ」あらすじ・内容

 1992年9月6日アラスカの荒野に打ち捨てられたバスの中で、一人の若者が○体となって発見された。彼はワシントンDCの高級住宅地で育ち、エモリー大学を優等で卒業後、名前を変え、2万4千ドルの預金を全額慈善団体に寄付し、家族に何も告げずに姿を消した。これは彼が姿を消してからアメリカ中を放浪しアラスカで発見されるまでを追ったノンフィクション。

 真面目な両親に育てられ、親の望む通りに大学を卒業、家族の前から姿を消した若者。親に望まれたレールを外れてからの自由な生活と若さゆえの無鉄砲がいかに危険かを学べる。

 読書感想文の締め切りが迫ったあなたへ最後の砦はすでに映画化されているこの作品。

「荒野へ」はこんな経験がある人に書きやすいテーマ

  • 自由に憧れて一人旅に出た
  • 家族との関係に悩んでいる、親に期待されている人生を送りたくない
  • お金が全て?資本主義社会に疑問を抱いている

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まとめ

今回の記事では、読書感想文にオススメの本を5冊紹介しました。

選書のポイントはその本に対して自分なりの感想が書けるかどうか。主人公と共通点がある。テーマに興味があり普段から思っていることがあった。など自分独自の考えや経験が書けそうだと思うものを選んでみてください。

もっと詳しく解説しているページもあるので、そちらも一緒にチェックしてみてください。

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書き方がわからないかたはこちら

高校生にはこちらをおすすめ

学生のうちに考えてみてほしい。人生の目的、やりたいこと

読書感想文のためだけの読書なんてもったいない。今を生きるBOYS&GIRLSに読んで欲しい10冊

本の読み放題サービス。聴き放題サービスを利用するのもおすすめ。

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