ミニマリストは何もない部屋で質素な生活をしている。それが全てだと思っているかもしれませんが、それだけではありません。ミニマリストは、物が少ないほど、集中力、感謝の気持ち、有意義な仕事のためのスペースが増えることを知っています。シンプルに暮らすことで、解放されたことがたくさんあります。
次の7つのことをやめたいと思っているのなら、今よりミニマムに暮らすことを考えてみてください。今は、部屋が片付いていてもいなくても、ものを捨てられないたちだとしても、気にすることはありません。今より少しミニマムに。これを続けていけば変わってきます。
ミニマリストになって解放された7つのこと
1. むやみにトレンドを追いかけて浪費する
物に関して言えば、ミニマリストは必要最低限の物を所有することを目指します。少数の、より高品質な物に投資することはあっても、流行のバッグや、来シーズンには着なくなるコート、使いきれないほどのリップを買うのに多くのお金を費やしたりしません。
もちろん、スタイルに気を配らないというわけではありません。新しいトレンドを売りたい誰かが提供したものではなく、自分にしっくりくるスタイルをブラッシュアップすることにエネルギーを注いでいるのです。ムリに周囲に合わせようとするのではなく、自分が何を求めているか、何が自分にとって心地いいかに焦点を当てます。
2. 朝に決断力を消費する
何を着るか、朝食に何を食べるか、行方不明になったピアスはどこを探せば見つかるのか、そんな取るに足らない決断を繰り返すうちに決断力は失われます。私たちが毎日使える決断力には限りがあり、細かいことに決断力を使っているうちに、本当に重要なときに決断する能力が失われてしまいます。
ワードローブ、キッチン、カバンの中、散らかったものを整理すると、不必要な決断疲れを回避できます。本当に重要なこと、人間関係、生産的な仕事のために意思決定力を温存できます。不必要なものをなくすことで、最も重要なことに多くのエネルギーを注ぐことができるのです。
3. 他人からどう思われるかを気にしすぎる
私たちのほとんどは、他人の意見に過度に影響されてしまう傾向があります。何を着ているか、どこに住んでいるか、どんな肩書を持っているか。自分のこんな情報が人にどう思われるかを気にしてしまいます。人にどう思われるかを恐れながら選択をしがちです。しかし、その恐怖心を手放したときに、最善の選択ができるのです。人が。ではなく自分が、どう思っているかをもっと気にするべきです。
ミニマリストは、重要な決定に関しては大衆に従わないことを学んでいます。少ないもので暮らすことは広告産業が刷り込んだ”当たり前”に逆らって、上流に向かって泳ぐようなものです。なので、世間の当たり前に無条件に従うのではなく、自分が最善だと思うことを実行する力が身につきます。
4. ものの管理にエネルギーを使う
購入したすべてのものは、保管、掃除、修理、整理整頓など、必ず管理コストがかかります。ミニマリストは、余分なもののメンテナンスに自由時間を使いません。これまで手に入れたものすべてを保管するのではなく、もう使わないものを手放してください。保管していたガラクタを掃除したり整理したりする時間が減れば、日曜日に好きなことをする時間が増えます。
5. 整理整頓を工夫する
多くの人は、きれいな家は好きだが、掃除や片付けは嫌いだと思います。きれいな家を保つ最も簡単な方法は、空間を乱雑にするすべてのものを処分することです。デスクがきれいだと拭き掃除が簡単です。床にものが少ないと掃除機がけが簡単です。大小さまざまな箱を駆使して整理するのをやめてみましょう。思いきって、処分してみましょう。そして、残すものはすべて家の中に収納場所を確保し、使用していないものは簡単に片付けられるようにします。
6. 多すぎる通知音に気をとられる
整理整頓はものだけに限りません。ミニマリストはデジタルデータも整理し、役に立たないジャンクメールを排除します。自分にとって役に立つ情報か、受け取って嬉しいメッセージだけを受信箱に送りましょう。
さらに、即座に確認する必要のないメールの通知音を消しておきましょう。メールやニュースをチェックするタイミングを決めておき、メールが来るたびに集中力が削がれるのを防ぎます。
7. 過去に縛られる
あなたの周りにあるものは、あなたが大切だと思っていることを思い出させてくれます。成長して使わなくなった持ち物を整理しないと、過去がずっとあなたと一緒にいるようなものです。今まで使ったものすべてを大事に所有する必要はありません。あなたが心から求めていることや、これからの自分を支えてくれるものだけを残し、それ以外のものは手放しましょう。